負けない投資
株主優待株や高配当株を、ずっと持ち続けてずっと利益をもらっていくという投資スタイルです。
この投資のオススメポイントは、何といっても『負けがない』ことです。
投資初心者の方はここから始めるといいと思います。
※ここで『負けがない』というのは、「絶対に儲かります。損はしません。」とかいった利益を保証するものではないので誤解のないようにお願いします。
銘柄選び
まず銘柄選びです。
のものを選んでいきます。
優待品は金額換算するのは難しいですが、クオカードみたいに金券であれば考えやすいですね。
単純計算で、年間4,000円の配当をもらえる株を10万円で買ったとすると、
利回りは4%です。
株価が下落したとき
仮に株価が10万円から5万円に下落したとします。
ここで株を売ってしまうと5万円の損なので、もう売るに売れなくなってしまいます。
なので、ずっとこの株は塩漬け(売れずに持ち続けること)にするしかなくなりますが、
高配当株であれば、それでも問題ありません。
持っていることで利益を生むわけですから、ずっと持ち続ければいいのです。
配当がもらえる限り、『負けがない』のです。
※業績がおちれば、配当額が落ちたり、無配になる可能性もなくはないですが。
高配当株は下落しにくい
下落時の話をしましたが、
年間4,000円の配当をもらえる株が、10万円から5万円に下落したとします。
10万円の時点での利回りは4%でしたが、これが5万円になるとどうでしょう?
なんと8%の高利回りになってしまいます。
さらに高配当になるため、みんなが飛びつきます。よって株価も回復するはずです。
高配当であることは、株価自体を下支えしてくれる要因になります。
つまり高配当株は、株価も落ちにくいのです。
株価が上がったら
逆に株価が高騰した場合はどうでしょう?
資金効率を考えると、株価が上がって含み益が出た場合には、
その株は売ってしまって、別の高配当銘柄に乗り換えたほうが賢明です。
10万円で勝った株が20万円になったとします。
この株を売って得た20万円で、同じく配当利回り4%の株を買えば、
単純に倍の8,000円の配当をもらえるようになります。
株主優待 売れないジレンマ
これがただの高配当株なら話が簡単ですが、
株主優待銘柄だとちょっと迷います。
優待銘柄の場合、その会社のグッズや、割引券、優待券が届いたりしますが、 当然、株を手放せば、優待はもらえなくなります。 お金で買えるものであれば、別の株を買って得た配当で買えば済む話ですが、 優待品が家に届かなくなるのは、なんかちょっと寂しさが残ります・・・(笑)
私が今保有している銘柄でいうと、「4680:(株)ラウンドワン」があります。
優待品は100株の場合で、以下がもらえます。
(2)500円割引券 :4枚
(3)初心者向け健康ボウリング教室・ボウリングレッスン優待券 :1枚
取得(100株)したときの株価は461円、配当は20円だったので、配当利回りは、約4.3%でした。
現在は株価も上がって、1,619円になったので、配当利回りは約1.23%です。
売ってしまえば、約115,800円の利益確定です。
別にそんなにしゅっちゅうボウリングに行くわけでもないですが、
なんとなく売れなくてそのままになっています・・・。
複数口買えば・・・
売れないジレンマから逃れるためには、1口だけでなく2口、3口と複数口買うことです。
複数口買っておけば、もし株価が上がった時にも、自分で保有する1口だけ残して、他は売ってしまうことができます。
株式投資をはじめたばかりのころは、資金も少なかったので、複数口買うのは難しかったですが、今は資金に余裕も出てきたので、この方法がとれます。みなさんも資金に余裕があれば考えてみてください。
1口だけ買うのが資金効率は最大
と、ここまで言っておいてあれですが、ほとんどの優待銘柄の場合、下記のような条件の場合が多いです。
「100株~900株保有の場合・・・1000円分のクオカード」
「1000株以上保有の場合・・・2000円分のクオカード」
つまり、1口(100株)だけ買うのが、資金効率が最大になります。
なので、売ることを考えずにずっと保有することだけを考えれば、『たくさんの銘柄を1口ずつ買う』のが正解となってしまいます。ここでもジレンマが発生してしまいますね・・・。
ずっとも銘柄
ここまで紹介してきましたが、このブログでは、株主優待株や高配当株を、ずっと持ち続ける銘柄『ずっとも銘柄』と呼ぶことにします(笑)
『ずっとも銘柄』をたくさん持てば、株式投資が楽しくなります。
初心者の方はここから始めて、株式投資と『ずっとも』になるのが、株式投資と上手につきあっていくための近道だと思います。
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